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鹿嶋神社氏子壮者会
350年の歴史を持つ白河提灯まつり
昭和町
昭和町
代表者
矢吹 政人(平成29・30年度壮者応接方筆頭)
町の歴史
昭和20年代に天神町様より分町し、天神町様を親町内、同じく分町されました道場町様を兄弟町内として、鹿嶋神社祭礼の渡御に参加させて頂いております。天神町様、道場町様とは親兄弟の仲ですので、三町は結束が強く、渡祭礼の年には三町合同で前夜祭を行います。
町の特徴
昭和町はその名の通り、昭和の時代に入り、区画整理に伴いそれまでの仁井町から新しい町に生まれ変わりました。その経緯から昭和町の町印は六つの輪でデザインされています。それぞれの輪は昭和町を取り囲む、仁井町、五番町川原、細工町、米村道北、立石、北真舟の「睦和」(六輪)を意味しております。こうしたご協力を頂く町内を無くしては、昭和町の祭りは成り立ちません。
昭和町の祭りの特徴としては、御神輿を新調してから御神輿の担ぎ手がメインでしたが、ある年、宮本様町内から移り住んできましたH様のハゲしい、いや厳しいご指導の下、美しい先達提灯が注目を浴びるようになりました。さらに先達提灯の金具は、向寺様から特別に伝授させていただき、A鉄工所にて改良を重ねた軽量アルミのカギ型タイプを使用しております。提灯の上げ下げがシンクロナイズする美しさを目指して、日々練習を重ねております。
さらに中学生中心の高張提灯チームも複雑なフォーメイションを組んでの幾何学的な光の動きで観客を魅了してくれます。各部署それぞれに試行錯誤を繰り返し、観光都市白河の一助となるよう魅せる祭りを目ざし行列に参加させていただいております。
意気込み
提灯まつりは、子供から大人、お年寄りまで町内総ぐるみで協力し合い作り上げるものだと信じております。そこには筆順という縦社会があり、長く厳しい練習があり、本番の緊張と達成感がありと、まさに人間社会の営みを凝縮した人生観があります。特に子供たちは提灯まつりを通して、決して学校では学べない、または最近の家庭でも味わえない、厳しさや礼節、そして感謝の気持ちを養うことができるのでないかと思います。
提灯まつりに携わることは、確かに時間もお金もかかり不毛のように思われがちですが、この伝統文化を次世代へ伝えてゆくことは、そうしたコストとは比べものにならないくらい非常に大きく大切なことだと改めて感じております。
歴史はまだまだ浅い町ですが、鹿嶋神社祭礼という伝統文化を継承する一町内として、誇りと気概を持ち行列に参加して参りたいと思っております。
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昭和町では神輿の担ぎ手を募集しております。あこがれの緑半纏を着てみたいと思う方、我こそは昭和町の立派な神輿を担ぎたいという剛毅な方、是非お気軽にご連絡ください。祭りは見ているよりも参加する方が何十倍も楽しいですよ。
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